10月30日に、なんばスカイオにて大伸社ディライト様と「会社と合意するためのデジタルマーケティング予算化計画」というテーマで共催セミナーを開催させて頂きました。
今回のセミナーでは、
まず、なぜ様々な企業がデジタルマーケティングに取り組んでいるのか? その中でも、Marketo(マルケト)を中心としたマーケティングオートメーション(MA)ツールを活用することで、どのような成果を狙うことができるのか?
なぜ必要なのか? これまでの営業、マーケティングのやり方から、どのように変化してきているのか? をご紹介させていただきました。
次に、ROIのシミュレーションについて
ROIとして投資対効果や、費用対効果を試算してみることで、自社のデジタルマーケティングに対する取り組みが、どの程度有益なものか、あまり有益なものではないのか、いろいろと検討し悩む前に、それに値するものなのかどうか?最終的な成果を具体的にイメージしていただきたく、いくつかのケーススタディーを基に、実際にシミュレーションを行っていただきました。
どの程度の効果があるのか、方法論だけを考えるのではなく、最終的な成果を具体的にイメージすることで、予算化の際に費用対効果として、どの程度の予算であれば、その可能性にチャレンジすることが出来そうなのか? 費用感を掴んでおくことが、非常に重要だと思います。
コストパフォーマンスを求められますが、少なければ良いものではなく、ある程度の費用感を予算化の検討時に掴んでおく必要があると思いますので。
今回は、ROIのシミュレーションを行う為に、マーケティングオートメーション(MA)の特徴的なベネフィットである「休眠顧客の掘り起こし」と営業との連携による「商機を逃さない営業支援」について、ご紹介させていただきました。
どのような営業・マーケティング上の課題を新しいテクノロジーで解決するのか? を把握していただいた上で、ROIのシミュレーションを行っていただくことで、狙う目標と成果、それに必要なツールや施策を念頭に入れ、それを具体的に行うにあたって、どのような取り組みが必要となり、どのようなコストが発生するのか、より具体的にイメージしていただけたのではないでしょうか。
結局は、何を目的に、どのような方法で実行するのか? そのための予算となりますので、そこを正確に把握し、イメージできていないと、予算獲得ができたとしても、目標とする成果を実現することはできませんので。
受講後のアンケートからも、デジタルマーケティングやマーケティングオートメーション(MA)に対する興味が高く、期待されていることがわかりました。一方で、具体的な活用や算出については、聞いたばかりの話だったこともあり、どう捉え、どう落とし込むのか? シミュレーションを行うことが意外と難しいご様子で、多数のご質問をいただきました。
営業・マーケティングのボトルネック(解決の可能性)は各企業によって異なります。より効果の高いボトルネックの発見が、何よりも重要なことですので、そこはしっかりとご検討いただき、時には僕らのような専門家にご相談いただければと思います。
実は、2日前にサッカーで右手を骨折し、痛みを我慢しながらのセミナーでしたが、ご参加いただいた皆さまからのアンケート結果を拝見し、やってよかったなぁと報われる思いでした(一生忘れることのできないセミナーとなりました!)
今後も継続して、セミナーを開催させていただきたいと思いますので、機会がございましたら、是非、ご参加いただけると幸いです。
季節の変わり目、皆さまも体調にはくれぐれもお気を付けいただき、ご自愛くださいませ。